
みなさん、ビジネス書を読まれている方って、多いと思います。
効率よく読めていますか?
読んだこと、どれだけ覚えていますか?
読んだ後、ビジネスや生活に活かせていますか?
このブログでは、ビジネス書を読む際の、誰でもすぐにできて、効果が大きい工夫について説明していきます。
このブログを読むと、こんなことがわかります。
①読む
理解度が増すアンダーラインの引き方
②書く
読んだことを思い出しやすく、次に活かしやすい、簡単なメモの取り方
③動く
読むだけでなく、行動するためのアプローチ
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1.「読む」 アンダーラインは3色を使い分ける
ビジネス書は、きれいに読むものではありません。
線を引いたり、メモを書いたり、徹底的に汚しながら読む方が、より血となり肉となります。
そのために、筆記具を持って読んでいくことになります。

筆記具は3色ボールペンを使おう!!
以下の話は、齋藤 孝(さいとう たかし)著「3色ボールペンで読む日本語」角川書店刊を参考にしています。
この本が刊行されたのは、2002年3月で、現在、電子書籍で読むことができます。紙の本は古本として取り扱われています。
「3色ボールペンで読む日本語」の内容を紹介すると
・本を読む時は、片手に3色(赤、青、緑)が1本になっているペンを持って読むのが良い。内容によって、色を使い分けて線を引く。
赤い線:すごく大事なところ
青い線:まあ大事なところ
緑の線:面白いと思ったところ
というのが、ポイントです。
僕は、このアンダーラインの引き方を知るまでは、ピンクの蛍光ペン1色を使って線を引いていたのですが、3色を使い分けることによって、次のようなメリットを感じました。
①何色の線を引くかを考えるので、自然と読み方が深くなり、本の理解度が増した。
②後で見返した時に、重要度が一目でわかる。
③自分で考えた記号を併用することで上の①と②がより効果的になる。(この部分については後で説明します)
僕は、赤と青は、齋藤 孝さんと同じ使い方なのですが、緑色は違う意味で使っています。
緑の線:これはしたらいけないというところ、または、将来的に必要になるかもしれないが今すぐは必要ないところ
また、僕は「線を引く」というより、「行の上を囲む」ように印をつけています。
「線を引く」よりも「行の上を囲む」ことのメリット
①線を書く「量」が減るので手間もインク代も減って一石二鳥
②僕は通勤電車の中で本を読むことが多いが、手の動きが減る分、周りの人の迷惑にならない
また、先ほど、自分で考えた印を併用すると言いました。印は2種類使っています。
僕の印ルール
①☆印:重要な部分の中でも特に重要な部分
②Aに〇をつける:直接行動に結びつく記述 AはAction(行動)の頭文字
Aに〇の印をつけることで、本を読んだ後でどんな行動をするかを探しやすくなります。
印はみなさん個人個人、好きなルールを決めていただければよいと思いますが、あまり多くても混乱したり、わかりにくかったりする気がします。
3色のボールペンは、本を読む時だけでなく、仕事や日常生活でも使っています。
メモを取る時も、本を読む時と同じルールで3色を使用していますが、日常生活では「黒」を使うことが多いですよね。僕は、黒、赤、青、緑、シャープペンシルが1本になったものを使用しています。
いろいろなメーカーの商品がありますが、三菱鉛筆のジェットストリームが、インクが滑らかで書きやすく、おすすめです。
↑三菱鉛筆HPより転載させていただきました
以上、読む時の工夫について説明しました。ご参考になさってください。
2.「書く」 本の目次をコピーして、ポイントと自分の意見を書き込もう
みなさん本を読んだ後、どの位 内容を覚えていますか?
僕は、結構忘れてしまうことが多いです。
もう1回本を見れば、3色の囲みや☆印がついているので、1回目に読んだ時より早く内容を確認できます。でも、ちょっと面倒です。
そこで僕は、本の目次をコピーして、線を引いたり、ポイントになることを書き込んだりしています。

目次をコピーしてアウトプットしよう!!
手順は、こんな感じです。
①目次をカッターで切って、A4の用紙にコピーする。
②目次の見出しに、赤、青、緑、の線や囲みを書く。
③本のポイントになることをメモする。特にAに〇をつけた個所(=行動に直結する箇所)は必ず書く。
④本に書いてあることをそのまま書くだけでなく、自分の気づきや、自分ならこうする、といった自分の意見を書き加える。
この時のポイントは、あまりたくさん書き込まないことです。重点に絞ってメモした方が、後で見返した時に見やすいし、理解しやすいです。
④の「自分の気づきや、自分ならこうする、といった自分の意見を書き加える」ことをするので、僕はこの作業を「アウトプット」ととらえています。
A4用紙は本1冊につき、多くても5枚程度になるので、それほど時間をかけずにできます。
記入の終わったA4用紙は書名を書いたインデックスをつけて、本の種類ごとにA4クリアファイルに入れて保管しています。
インデックスは、無印良品のインデックス型付箋を使うと、張り替えもしやすく便利です。
クリアファイルは100均のものを使用しています。
以上、書くという工夫について説明しました。ご参考になさってください。
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3.「動く」 本を読んだ後は、必ず行動に移す
ビジネス書を読んで、いくら良い知識を得ても、その後で行動しなければ意味がありません。
「1.「読む」 アンダーラインは3色を使い分ける」で Aに〇をつけたところ、
「2.書く 本の目次をコピーして、ポイントと自分の意見を書き込もう」で 行動することとして書いたこと、
忘れずに必ず実行しましょう。

読んだ後は、必ず実行に移そう!!
どんな行動をするか、ひとつひとつ覚えていられないかもしれませんが、何回か繰り返すうちに習慣になっていきます。習慣になれば、記憶に頼らずできるようになります。習慣になるまで繰り返しましょう。
習慣になるまでの間は、A4用紙の目次のコピーを見返せば、重要な部分がすぐに把握できます。
行動の内容を、「今週の目標」などとして手帳にメモしておいても良いですし、紙に書いて目につくところに貼っておくというのも良いです。
また、行動する内容を人に話す(教える)ということも、おすすめします。話した相手に情報共有できますし、人に説明することで内容が整理でき、実行しやすくなります。
4.まとめ
◆ビジネス書活用 今すぐできて効果大の工夫◆
①読む
理解度が増すアンダーラインの引き方
⇒ 3色ボールペンを使って、囲みやマークを書こう!!
②書く
読んだことを思い出しやすく、次に活かしやすい、簡単なメモの取り方
⇒ 目次をコピーしてアウトプットしよう!!
③動く
読むだけでなく、行動するためのアプローチ
⇒ 読んだら、必ず行動して習慣にしよう!!
なお、今回の記事中、サンプルとして使った写真は
星 渉(ほし わたる)、前野 隆司(まえの たかし)共著
「99.9%は幸せの素人」 株式会社KADOKAWA刊を使わせていただきました。
「科学的に幸せになる」具体的な方法について、わかりやすく書かれた良書です。
ご一読をおすすめします。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
編集後記
みなさん、今回の内容、いかがでしたか?
「1.読む」と「2.書く」は、簡単にできて、大きな効果を実感しているので、ぜひ、おすすめです。
「3.動く」は、みなさんの「意志」に頼る部分が大きいですが、なかなか行動に移すのは難しいという方の一助になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからも、みなさんのお役に立つ情報を発信していきます。
他の記事も、ぜひご覧ください。

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