〈本の紹介〉「生き方」稲盛和夫著

成長するぞ

みなさん、こんにちは。

今日は本の紹介をします。

稲盛和夫著「生き方」です。

このブログのコンセプトである

「利他」という言葉を

僕が最初に学んだ本です

「日本人なら、これを読め!!!」

という位、すべての人に読んでほしい本です。

1.「生き方」の紹介

混迷の時代だからこそ「生き方」を問い直す

という表題のプロローグから始まるこの本

2004年に刊行されました。

国内で120万部の売上げを突破した他、

世界14か国で翻訳されている

ロング・ミリオンセラーです。

(上記の数字についてAmazonの 本の紹介より引用しました)

全体の章立ては以下の通りです。

第1章 思いを実現させる

第2章 原理原則から考える

第3章 心を磨き、高める

第4章 利他の心で生きる

第5章 宇宙の流れと調和する

「宇宙の流れと調和する」

とか、思ったことは実現

するみたいなスピリチュアル

な内容なんですか?

そういう傾向も全くない

わけではないですが

主には、現実的な、具体的な、

生きる哲学について語られています

人生・仕事の結果

=考え方×熱意×能力

という方程式を提示し

中でも「考え方」

(心のあり方や生きる姿勢)

が最も大切であると

説いています。

 

2.「第4章 利他の心で生きる」の深掘り

それでは、このブログの

コンセプトの一つである

「利他」について

書かれている 第4章を

掘下げていきましょう

「利他」という言葉を辞書で引くと

他人の利益になるように図ること

自分のことよりも他人の幸福を願うこと

と出ています。

著者の稲盛氏は「世のため、人のために尽くす」

と言っています。さらに付け加えて

次のように語っています。

そうしたつつましく、ささやかな

利他行がさらに大きな規模の

利他へとつながっていくと

言うのです。

 

新入社員に対し次のような

話をしたことも

紹介されています。

50年以上前の話だそうですが

少しでも他人のために何かを

していこうとする心がけの

大切さは、今も変わりません。

 

ものごとは善意で考えるのと

悪意で考えるのとでは

たどり着くところが

違ってくる、として

次のようにも語っています

「議論する」とは「対立する」と

いうことではなく「問題解決のため

力を出し合おう」という建設的なもの、

相手の意見を尊重し、おのれの意見だけに

固執しないと述べられています。

この話は日本市場の閉鎖性をめぐって

日米関係がぎくしゃくしていた頃、

民間人による話し合いの場を設け

提案した内容であると紹介されています。

私には少し難しいかも

しれませんが、

大切なことが書いて

あるなあと

だんだん、そういう気が

してきました。

ここまで紹介したのは

ほんの一例です

「生き方」には

これ以外にも著者の思いや

エピソードが凝縮されています

120万部以上も売れ

刊行から20年近くたっても

今でも売られているという

実績がこの本の良さを

証明していますね

たくさん売れたから良い

というだけではありません

この本には生きていく上で

大切にしていきたい「思い」

が、たくさん語られています。

こういう方が経営者をしている

日本という国に生まれてよかった

とさえ思いました

 

 

3.著者の紹介

稲盛和夫さんについて経営者である

ことは知っているのですが

もう少し詳しく教えてください

わかりました 説明しますね

稲盛 和夫

1932年 鹿児島県に生まれる

1959年 京都セラミック(現・京セラ)を設立

1984年 第二電電を設立

(国際電話のKDD、日本移動通信等を

合併し現在はKDDI)

2010年 日本航空会長に就任

日本航空の経営再建を果たす

著書:「心」「考え方」

「稲盛和夫の実学」他

◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇

編集後記

本日の内容いかがでしたか?

冒頭でも書きましたが

稲盛和夫著「生き方」

「日本人なら、これを読め!!!」

というお勧め本です。

 

これからも本の紹介や

本に書かれている内容を基にした

人生・ビジネス等のヒントを発信していきます。

お楽しみに。

 

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